猿を追い払う「モンキードッグ」を育成 さつま町で養成訓練
猿を追い払う「モンキードッグ」の養成訓練がさつま町でありました。2月26日に16回の訓練を終え、参加者に修了証書が贈られました。県ではモンキードッグのガイドラインを作成中で、準備が整い次第、認定試験を行うことにしています。
猿による農作物被害を軽減しようと、同町では昨年度から県の協力でモンキードッグの育成に取り組んでいます。訓練は昨年10月に始まり、「待て」や「伏せ」などの基本的な服従訓練を繰り返しました。
平成26年度の県内の鳥獣による農作物被害額は約5億2000万円で、猿による被害額は約2950万円。さつま町を含む北薩地域で猿の被害が拡大していることから、モンキードッグの活躍が期待されています。
2016-03-01 | JA北さつまからのお知らせ
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