鬼火焚きで新年に願いを/さつま町佐志地区
1月7日さつま町佐志地区の豆漬公民会が正月伝統行事で火祭りである鬼火焚きを行いました。矢倉にしめ縄や門松などの正月飾りを並べて燃やし、今年一年の無病息災などを祈りました。
公民会青年部が年末に集まり、地域の竹林から孟宗竹などを切り出し、田んぼに組んだ迫力のある大きな矢倉に油を回しかけ、年男・年女計4人が松明で火を点けると、勢いよく燃え上がりました。
当日は50人ほどの参加者があり、児童など若い方々も目立ちました。夕方5時半頃から開始。手足も冷えてくる中、矢倉の炎や、参加者は豚汁やおにぎり、おしるこの振る舞いで、温まりました。児童達も重い鍋を仲間同士で協力して運ぶなどの手伝いをしていました。炎がおさまってくると、子ども達がもらい火をして、あちらこちらでマシュマロなどを焼いて楽しみました。
鬼火焚きは、新年初めの年中行事で、地域の皆が集まる行事。公民会長の坂元良次さんは「皆の無病息災、家内安全を願ってやっています」と話していました。
2024-01-10 | JA北さつまからのお知らせ
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