50年先の未来のために/さつま茶業部会発足50周年記念式典
北さつま農協さつま茶業部会は発足50周年を祝福し、記念式典を14日、JA北さつまの本所で開きました。
当部会は昭和49年に発足。平成15年には100人を超えていた会員数は現在、高齢化や茶価格の低迷等により24人と4分の1まで減少しているが、面積は142㌶から132㌶と後継者を中心とした大規模農家への茶園集積が進んでいます。
記念講演では、鹿児島県茶生産協会技術アドバイザーの佐藤昭一氏が、「茶業界における現状・課題と今後のさつま町のお茶に望むこと・求めること」と題し、「さつま町産茶は全国でも数少ない浅蒸し産地。一番茶はこれまで通りの品質重視、二番茶以降は生産工程管理(高度GAP認証)の整備を進め、輸出等を見据えた生産体系を強化してほしい。」と講演しました。
領家昭一会長は「先輩方が築き上げてきた茶産地の技術や伝統をしっかり継承しつつ、これからの時代に順応できる茶業のあり方を部会員一丸となって考えたい。そして、次の時代に良い方向で繋げたい」と話しました。
2023-11-24 | JA北さつまからのお知らせ
JA北さつまのご案内