薩摩川内市ぶどう部会はさみ入れ式が、７月２３日、同市東郷山田の松坂ヨシ子ぶどう園でありました。
　上原俊郎部会長は「今年は開花期に天候にも恵まれ順調に生育し、梅雨時期の日照不足にも耐えて、仕上がりは上々と話しました。
　同部会は会員４５名、面積１８㌶で、市内で面積が一番伸びているシャインマスカット、巨峰、クイーンニーナなど５種類を栽培。観光農園で直売やぶどう狩り、ＪＡ北さつまを通じて共同販売を行っています。
　また、松坂ヨシ子ぶどう園では、令和５年度から消費者ニーズの高い種なし巨峰に転換しつつあります。
　永田一廣副市長は「薩摩川内市のぶどう栽培面積は本県第２位のぶどう産地。新規就農者もあり、本市の農業振興を牽引する品目の一つとしておおいに期待している」と挨拶しました。
　試食には、たわわに実った、シャインマスカットをはじめ４種類のぶどうが用意され、東郷幼稚園の園児も瑞々しく甘いぶどうの味を楽しみました。