薩摩川内警察署は10月19日、詐欺被害の恐れのある振り込みを未然に防いだとして、ＪＡ北さつま樋脇支所に感謝状を贈りました。

４日午前10時ごろ、高齢の兄弟が来所。投資先に兄の口座から100万円を振り込みたいと依頼がありました。無料通話アプリでやりとりし、振込時間が指定されるなど不審な点が多く、詐欺の可能性が高いと判断。説得を続け、警察に通報しました。

応対した窓口担当の黒江麗香職員と上村理恵係長は「なかなか話を聞いてもらえず、粘り強く説得を続けた。お客様の大切なお金を詐欺から守れてよかった。今後も気を付けて声掛けをしたい」と話しました。

感謝状贈呈式には上埜和平支所長が出席。田之上博詩署長は「可能性大で寸前で止めていただき感謝している」と述べました。