たわわに実り収穫開始 薩摩川内市ぶどう部会
薩摩川内市ぶどう部会はさみ入れ式が7月21日、同市東郷町の上原ぶどう園でありました。同市は県内有数の産地として知られています。生産者39人が18㌶で、巨峰を中心にシャインマスカットやクイーンニーナなど5品種を栽培しています。
今年産は玉伸び、着色とも良く、糖度の高い高品質なブドウに仕上がっています。販売時期は9月中旬まで。観光農園ではブドウ狩りも体験できます。
園主の上原俊郎部会長は、品質向上を目指し園内でクラシック音楽を流しています。「早い梅雨入りで日照不足も重なり病害虫対策に苦労した。その後の天候回復と昼夜の寒暖差もあり、着色も進んで順調な仕上がりとなっている」と話しました。関係者も「おいしいブドウを最高の形で提供したい」と意気込みました。
はさみ入れ式には生産者、JA、行政関係者が参加し、テープカットで開園を祝いました。近くの保育園児も駆け付け、たわわに実ったブドウの収穫を体験。4品種を食べ比べ「おいしい」と笑顔を見せました。
2021-07-21 | JA北さつまからのお知らせ
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