伊佐農林高校がロボットトラクター導入 援農活動で活用へ
伊佐市の県立伊佐農林高校は、無人走行で耕運などを行うロボットトラクターを導入しました。同校で4月15日、講習会が開かれ、教員らが基本操作を学びました。
トラクターは、井関農機製の新機種(75馬力)で九州初導入。圃場の外周を一度走行すると、全球測位衛星システム(GNSS)で位置を記録し、自動的に作業を行います。さらに状況に応じて、搭乗せず有人監視下で作業するロボットモードや、搭乗し操作は自動で行うオートモードなど、3つの作業モードを選ぶことができます。
同校は今年度、労働力が不足する農家に生徒を派遣し、研修用農業機械を生産現場で活用する「援農」活動を行っています。今回導入したトラクターも使用する計画で、講習会に参加した教員は「自動運転も正確で実用的。作業の負担軽減と効率化が大いに期待できる」と語りました。
2021-04-19 | JA北さつまからのお知らせ
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