ＪＡ北さつまかぼちゃ部会は６月26日、伊佐総合支所で名古屋と大阪の２市場をオンラインで結び、春夏カボチャウェブ会議を開きました。新型コロナウイルス感染防止のため、市場に出向いての販促活動を取りやめ、ＪＡ鹿児島県経済連のウェブ会議システムを活用し、初めて実施しました。

会議では販売情勢が報告され、出荷販売計画などについて意見を交わしました。市場関係者は「コロナの影響で海外からの輸入が減少し、国内産は高単価で推移している。北陸・関東の出荷は遅れ気味と聞いており、伊佐のカボチャを待ち望んでいる。安定出荷と品質維持に努めてもらいたい」と述べました。

また、価格動向について「例年より高単価で推移すると予想している」との回答があり、明るい販売見通しに生産者も期待を膨らませていました。

堂園孝志部会長は「コロナ対策として新しいスタイルでの会議となったが、販促には変わりない。しっかり意見交換ができてよかった」と語りました。