薩摩川内市特産で生産者から〝白いダイヤ〟と呼ばれる「唐浜らっきょう」の収穫作業が始まりました。農地は海岸線の砂丘地で、色が白くシャキシャキとした食感が特徴です。収穫は６月10日ごろまで続き、主に東京・中京・北九州に出荷します。

ＪＡ北さつま唐浜らっきょう部会では67人が約22㌶で栽培しています。今年産は出荷量350㌧、販売額１億5750万円以上を目指します。

収穫作業に取り組んでいた同市網津町の松下信明さん（61）は「病気が入らないよう管理には十分気を付けている。今年は雨が少ないのが気がかりだが、粒がそろっていて上出来。５月中の出荷を目指して頑張りたい」と話しました。