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北さつま農業協同組合(JA北さつま)

県内初のモンキードッグ誕生 さつま町鳥獣被害防止対策協議会が認定試験実施

県内初のモンキードッグ誕生 さつま町鳥獣被害防止対策協議会が認定試験実施

農作物被害対策として猿を追い払う「モンキードッグ」の認定試験が3月26日、県内で初めて、さつま町の薩摩総合運動公園グラウンドで行われました。訓練を重ねた6頭が挑み、全頭が合格しました。指導した嘱託警察犬訓練士の村上和喜さん(74)は「非常にレベルが高い。訓練を続け、モンキードッグとしての力を存分に発揮してもらいたい」と、活躍を期待しました。

同町では2014年から猿による農作物被害を軽減しようと、モンキードッグの育成に取り組んでいます。17年に鹿児島県がモンキードッグ利用のガイドラインを策定し、同町鳥獣被害防止対策協議会では認定に向け準備を進めてきました。

試験は30㍍のコースで行われました。「待て」「座れ」「伏せ」など飼い主の指示に従い、離れた場所から確実に戻ってくるかなど、5項目を審査しました。協議会の上野俊市会長は「訓練が行き届いている」と評価しました。

柴犬リクと参加した同町鶴田の平島賢一さん(48)は「近所でも農作物被害が発生している。要望があれば猿の追い払いに協力したい」と話しました。

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