児童が水田ゴボウを収穫 JA北さつまごぼう部会伊佐支部
伊佐市の大口東小学校5、6年生24人が2月6日、同市特産「水田ごぼう」の収穫を体験しました。JA北さつまごぼう部会伊佐支部が、地元の農産物に関心を持ってもらおうと企画しました。児童は丁寧に掘り上げ、収穫の喜びを味わいました。
同支部では21人が8.9㌶で栽培しており、約70㌧の出荷を見込んでいます。「水田ごぼう」は直径2㌢で長さは30~40㌢。色が白くて軟らかく香りが良いのが特徴で、いろんな料理に活用できます。
トラクターで掘り起こした後、収穫を楽しみました。永里羽琉さん(12)は「簡単に取れるけど、作業を続けると腰が痛くなった。農家の大変さを感じることができたので、収穫したゴボウは感謝の気持ちを持って食べたい」と話しました。また、別の児童は「機械を通す前は全然抜けなかった。昔の人は掘るのが大変だと思った」と述べました。
収穫作業は3月まで続きます。奥浩一支部長は「暖冬で生育が良く品質も良好。冬場の基幹作物としてブランド化を図り、消費者に喜ばれるゴボウ作りに励みたい」と語りました。
2020-02-18 | JA北さつまからのお知らせ
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