価格低迷し厳しい販売に JA北さつま唐浜らっきょう部会生産販売反省会
JA北さつま唐浜らっきょう部会は8月21日、薩摩川内市のホテルで令和元年産生産販売反省会を開きました。出荷量は前年を約50㌧上回る367㌧でしたが、競合産地の出荷量増加が影響し価格は低迷。キロ当たり平均単価400円、販売高1億4692万円と厳しい販売実績となりました。
情勢報告で市場関係者は「昨年並みの高単価でスタートしたが、鳥取産の早い仕掛けや消費の低迷が影響した」「ラッキョウを漬ける文化が減っており、若年層の消費拡大が課題だ」と述べました。また、「唐浜らっきょうはブランドとして定着し、品質面も評価が高い」「スーパーで漬け方講習会を開くなど売り場を確保し、有利販売につなげたい」との意見もありました。
次年度は、安定出荷体制を確立して契約販売の拡大に取り組み、労力補完体制の充実も図ります。
続いて行われた総会で、新会長に上山洋平さんが選出されました。
2019-08-23 | JA北さつまからのお知らせ
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