農作業事故を防ごう さつま町で研修会
さつま町農作業事故防止研修会が7月17日、薩摩農村環境改善センターでありました。農業者の高齢化が進む中、農作業事故は後を絶たないことから、事故防止対策の意識啓発を図ろうと、同町と北薩地域振興局農政普及課が開きました。認定農業者や集落営農団体関係者ら25人が参加しました。
JA北さつま営農企画課の有村博実調査役は、農業者のための労災保険制度について説明しました。「農作業中の死亡事故はトラクターが一番多く全体の約4割を占め、65歳以上の割合が高い」と語り、労災保険への加入を呼び掛けました。
また、農作業中の熱中症予防対策や、トラクターと動力刈払機の点検方法についての指導もありました。農作業中に「ひやり体験」をした参加者もおり、真剣に学んでいました。
畜産業の男性は「草払い中に障害物にぶつかって刈刃が跳ね返ってきたこともあった。雨の日や忙しい時は気がはやり慌てて作業をしがちなので、気を付けて農作業に取り組みたい」と話しました。
2019-07-22 | JA北さつまからのお知らせ
JA北さつまのご案内