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北さつま農業協同組合オフィシャルサイト

北さつま農業協同組合(JA北さつま)

JA北さつまの新たな福祉拠点施設「田原の郷」が完成

JA北さつまの新たな福祉拠点施設「田原の郷」が完成

JA北さつまの新たな福祉拠点施設「田原の郷」が、さつま町田原の旧JA佐志支所跡に完成しました。新施設では認知症高齢者グループホームと小規模多機能居宅介護事業、一般介護予防事業を展開します。

新施設は木造平屋建てで、延べ床面積約885平方㍍。入居者の居室や共同生活室、機能訓練室、デイルーム、相談室などが設けてあります。

グループホームは要支援2~要介護5までの高齢者が入居する施設で定員18人。小規模多機能ホームは訪問介護やデイサービスを含めた施設で、要支援1~要介護5までの高齢者が対象。一般介護予防事業では、「自分の力で元気になろう」を合言葉に、体操教室や趣味活動を行う場として提供します。また年数回、地域住民が集えるイベントも行う計画です。

5月9日に落成式が行われ、JAや県連、さつま町の関係者ら45人が出席しました。春田和則組合長は「時代のニーズにあった介護事業を展開していたが、宿泊型介護施設を希望する声が高まっていた。今まで養った在宅介護のノウハウを生かし、地域に貢献して来られた方に恩返しができるJA福祉として事業を展開していきたい」とあいさつしました。

日髙政勝さつま町長は「本町でも高齢化率40%と非常に高くなってきている。在宅介護の一翼を担い、質の高いよりよい介護サービスの提供を期待している」と祝辞を述べました。

18、19の両日、午前11時から午後3時半まで内覧会を行い、6月1日に開業します。唐仁原義洋施設長は「地域に根差し貢献するJA福祉事業を目指したい。利用者や家族、地域住民からJAで良かった、安心だ、と言われるようにスタッフ一丸となって取り組んでいきたい」と話しました。

問い合わせは同施設(電話)0996-53-3914。

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