さつまたけのこを初出荷 風味、品質とも高評価
JA北さつま(薩摩東部地区)筍生産振興会と川内たけのこ部会は11月19日、早掘りタケノコ「さつまたけのこ」の出発式を、さつま町のJA本所で開きました。初日は生産者30人が収穫した約160㌔を、東京の豊洲市場に出荷しました。
「さつまたけのこ」は長さ10~15㌢で、重さは100㌘ほど。毛並がきれいで軟らかいのが特徴で、えぐみも少なく風味が良いと評判です。キロ当たり5000円で取引される見込みです。
出発式には生産者やJA、行政関係者ら約30人が出席。春田和則組合長が「管内は県内一のタケノコの産地。風味、鮮度、品質とも高評価をいただいている。山の宝を東京に送り、消費者に安心・安全をアピールしていきたい」とあいさつしました。さつま町マスコットのさつまるちゃんも駆け付け、「さつまたけのこ」をPRしました。
JA管内の竹林面積は約2000㌶で、生産者は約400人。竹林管理を徹底し、高品質のタケノコの生産に努めています。今年は裏年に当たることから、収量は昨年より5㌧少ない約40㌧を見込んでいます。出荷は来年4月まで続きます。
2018-11-20 | JA北さつまからのお知らせ
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