中原さんが最優秀賞 全国農大校等プロジェクト・意見発表会
鹿児島県立農業大学校畜産学部肉用牛科2年の中原光稀さん(さつま町時吉)が、2月12~14日まで東京都で開かれた「全国農業大学校等プロジェクト・意見発表会」の意見発表の部で、最優秀賞(農水省経営局長賞)を受賞しました。
意見発表には全国5ブロックの代表10人が出場しました。発表時間は10分。大学校での実践学習、我が家の農業経営や生活、地域の農村環境、就農などについて日頃考えていることや思いを発表しました。
中原さんの発表課題は「日本一の女性経営者を目指して~子牛との出会いから始まった私の生きる道~」。大好きな子牛がせりに出されたときの複雑な心境や、牛に感謝し愛情を持って育てる大切さを両親から学んだこと、畜産農家として独り立ちする夢などを発表しました。
中原さんは「牛に関わることで日本一になりたいと思っていたので、選ばれたときはうれしかった。涙を必死でこらえた」と話しました。
卒業後は、人工授精の技術を学んでから就農する予定。「生産から肥育までの一貫経営に取り組み、自分が育てた牛の肉を食べてみたい。また、全国和牛能力共進会に出場し、日本一を獲得したい」と、夢を熱く語りました。
2018-02-27 | JA北さつまからのお知らせ
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