ＪＡ北さつま農産物直売所「宮之城ちくりん館」の出荷者協議会総会が２６日、さつま町のＪＡ本所でありました。出荷者６４人が出席し、田中俊徳会長は「当直売所のモットーである《安心・新鮮・安全》に心掛け、消費者のみなさんに喜んでいただけるような直売所づくりを目指したい」とあいさつしました。

令和６年度事業計画など議案５件が承認され、役員改選では市来栄造会長の就任が決まりました。

同館の令和５年度売上実績は３憶２９４５万円。手作りの総菜や豆腐などの加工品、野菜や果物類が人気で、売上も堅調な足取りで前年を上回りました。

　売上実績上位者として、農林畜産物部門で甫立次男さん、加工品・総菜部門で前床優子さんが表彰され、平成14年のオープンから令和５年度までの21年の間、協議会長を務めた田中俊徳さんに感謝状が贈られました。

　同館では、年間計画に基づき残留農薬自主検査を実施するほか、地元農産物・加工品の「安心・安全・新鮮」を前面に打ち出し、来館する消費者に喜ばれる直売所づくりを目指します。