優等に宮園さん/北薩地区荒茶品評会
北薩地区荒茶品評会が5月20日、さつま町船木のJA北さつま茶センターでありました。出水地区、薩摩川内市、さつま町から27点が出品され、最高賞の優等に宮園謹吉さん(薩摩川内市)が選ばれました。
良質な茶の生産と荒茶製造技術の向上を目的に、北薩地区茶業振興会が毎年開いています。県農業開発総合センターとJA鹿児島県経済連の担当者らが、外観・香気・水色・滋味について審査を行いました。
審査委員長を務めた鹿児島県農業開発総合センター茶事業部加工研究室の崎原敏博室長は総評として「今年の一番茶は日照時間も平年の6割程度と短く、天候に悩まされる中で栽培が大変だったと思うが、全体的に技術レベルが高く生産者の意気込みを感じた。今後も技術研鑽と経営向上に取り組まれ、優良茶産地としての位置づけを確保し、地域の茶業が発展することを期待している」と話しました。
入賞者は次の通り。
▽優等=宮園謹吉(薩摩川内市)
▽1等=崎原一博(薩摩川内市)、中之原製茶(薩摩川内市)
▽2等=豊田孝之(薩摩川内市)、小倉浩一(さつま町)、南原清志(さつま町)
▽3等=宮脇一郎(さつま町)、湯之原巳喜男(さつま町)、山崎大作(薩摩川内市)、豊田孝陽(薩摩川内市)
2024-05-21 | JA北さつまからのお知らせ
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