ＪＡ北さつまは１日、移動販売車・走るＡコープ「ＪＡ北さつま笑味ちゃん号」の１号車をリニューアルしました。

　１号車は、２０１５年１２月から小売店の少ない地域や高齢者らの買い物の利便性を高めるために県経済連、㈱Ａコープ鹿児島と一体となって運行しています。

　運行は週５日で、さつま・伊佐地区の計６８カ所を回ります。総運行距離は、１６万８０００㎞にも及び、地域住民の買い物を支えてきました。２０２３年は、延べ７０００人が利用し、売上は１７００万円を超えました。

「新笑味ちゃん号」は１㌧トラックで、ＡコープとＪＡの移動販売担当者２人が乗車します。野菜や果物、精肉、鮮魚、総菜、ジュース、日用品など約４００点の商品を扱います。また、車内に陳列していない商品の注文もできます。

　Ａコープの担当者三浦さんは「回る地域や集落を考えて商品を積み込みます。新しい笑味ちゃん号は冷蔵のスペースが少し大きくなったので、お客様のニーズにもより一層応えられるようになったと思います。今後もお客様の笑顔のために商品を充実していきたい」と話しました。