マンゴー出来良好/さつま町で収穫祭
JA北さつまマンゴー部会は4月30日、さつま町広瀬の福岡観光農園で収穫祭を開きました。ハウス内で完熟マンゴーが実り、甘い香りを漂わせています。
有村隆志営農指導員は「コガネ虫やバッタなどの虫害は多少見られたが、炭疽病などの病害は少なく、外観・品質ともに良好な果実に仕上がった」と太鼓判を押します。
部会は2010年から継続してかごしまの農林水産物認証を継続して取得。12年には県域ブランドの産地指定を受けました。現在、生産者4人が63㌃で栽培し、共販量5t、共販額1,000万円を目指します。また、糖度15度以上、1玉2L(350g)以上、外観の紅色が3分の2以上などの厳しい基準を満たしたマンゴーのみが、かごしまブランド『夏姫』となり、200箱以上の出荷を目指します。
栽培品種はアーウィン。果皮がリンゴのような赤色になることから「アップルマンゴー」とも呼ばれます。果汁が豊富で甘みが強く、適度な酸味も含んでおり、濃厚な味わいが特徴です。生産者は実が大きくなると1個ずつネットで覆い、完熟し自然落果したものを収穫します。
収穫祭は今年で22回目。祝迫直人会長は「JA北さつまのマンゴーは7月中旬ぐらいまで出荷が続く。母の日や父の日、お中元等に安心・安全で甘くておいしいマンゴーを利用してもらいたい」と語りました。
2024-04-30 | JA北さつまからのお知らせ
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