「白いダイヤ」唐浜らっきょう出荷始まる/唐浜らっきょう出発式
JA北さつま唐浜らっきょう部会は30日、薩摩川内市の網津らっきょう選果場で出発式を開催しました。出発式ではテープカットやトラック運転手への花束贈呈などが行われました。
JA北さつまからは下口和幸常務が出席し、「唐浜らっきょうは地域の宝であり、近年では若い生産者も増え、安定した産地によみがえろうとしている。今後も関係機関や市場関係者の力添えを賜りながら、安定した販売体系を確立していきたい」と話しました。
唐浜らっきょうは大正初期から生産が始まり、1959年に部会が発足。2005年に共同乾燥施設及び選果ラインを導入し、共同販売体制の確立を図りました。また同年、全国らっきょうサミットの開催地となりました。
今年度は生産者数54人で、栽培面積は22・4㌶。出荷量350㌧、販売額1億7500万円以上を目指します。収穫作業は6月10日頃まで続き、主に東京、中京、北九州の市場へ出荷します。
上山洋平部会長は「2月上旬以降の気温上昇により、生育も順調。砂丘地で育ったらっきょうはシャキシャキとした食感が特徴。消費者の皆さんにもたくさん食べてほしい」と話しました。
2024-04-30 | JA北さつまからのお知らせ
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