営農の門出にエール/薩摩中央高校
さつま町の県立薩摩中央高校で2月15日、営農の門出を励ます会がありました。今年度は2人が県立農業大学校に進学し、1人が農業関連会社に就職します。
実家が畜産経営の大迫麻鈴(18)さんは「農大校で牛に関する勉強や資格取得に取り組み、たくさんのことを身に付けたい。特に、家畜人工授精師と大型特殊免許の取得を目指したい。将来は実家の経営を引き継ぎ、規模拡大を図りたい」と話しました。
また農大校に進学する寺地敦真さん(18)は、「実家は農業はしていないが、動物好きが高じて中学校1年生から繁殖牛農家の手伝いをしている。農業人口の高齢化、後継者不足といった課題を目の当たりにしてきた。農大校では、血統や飼料の勉強をして地域農業を盛り上げていきたい」と力強く話しました。
管内の農業関連企業に就職する海野美桜(17)は、「初任給で色々な人に恩返しができればと」と笑顔をみせました。
励ます会にはJAや行政関係者も出席しました。上野俊市町長は「農業を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。さつま町では、関係各所と連携をとりながら、努力が報われる農業、稼げる農業を目指す。健康に気をつけながらしっかりとした人生を送って下さい」とエールを送りました。
2024-02-16 | JA北さつまからのお知らせ
JA北さつまのご案内