11月19日、第19回薩摩川内市＆ＪＡフェスタが薩摩川内市総合運動公園の多目的運動広場で行われ、４年ぶりの開催に多くの来場者が集まりました。ステージでは、平佐西小学校金管バンドや郷土芸能、歌や舞踊ショーなどのイベントが行われました。地産地消コーナーの各ブースでは、農畜産物や加工品の販売があり、賑わいを見せました。参加型のコーナーでは魚のつかみ取り、木材玩具、丸太をノコギリで切るなどのコーナーがあり、大人から子供まで、秋の一日を楽しみました。
　薩摩川内・田中良二市長は「本市は交流の創出を重視しており、各種イベント支援の施策を展開していきます。今後も特産品をはじめ、市の魅力のPR活動に全力を傾けていきます」と語りました。また、ＪＡ北さつまの下口和幸常務も「地産地消・国消国産を進めることが、食の安全と、地元食材への信頼・薩摩川内市の発展につながると確信しています」と挨拶しました。
　薩摩川内市農産物販売促進委員会のブースでは農産物のPRが行われました。昨年度より入来町の和菓子店と共同開発を進めていた、水菓子「ぷるっと金柑」がお披露目となりました。きんかんは収穫期を迎えたばかりで、地元のきんかんを使用した菓子を試食し、本市特産品について見識を深めていました。ＪＡ北さつまの茶部会の若手農家で組織される「一芯五葉会」も、茶の試飲・販売を行いました。部会員と川内営農センターの平田英樹センター長が来場者に淹れたての茶を振る舞い、来場者は喉を潤していました。