一番茶の収穫本格化
JA北さつま管内のさつま町で、一番茶の収穫が本格化しています。生産者は緑一面に染まった茶畑で摘採機を走らせ、艶のある新芽を摘み取っていました。
北さつま農協さつま茶業部会では、24人が137㌶で生産に取り組みます。2023年度は収量350㌧、共販額3億1千万円を目指します。同町産は蒸す時間の短い浅蒸し茶の産地で、他産地に比べ小さい芽で摘み取ることからアミノ酸含有量が多く、お茶を入れた際には、黄金色で清涼感のある香り、旨味を強く感じるのが特徴。
今年は3月の気温が高く推移したことで、新芽の生育が昨年より早いことから、品質を落とさないように摘採位置を考慮した生産に努めています。また生産した荒茶の品質確認や部会員相互の情報共有を図ることを目的とした相互求評会を開き、部会員全員が良質な茶を製造出来るように検討を重ねています。
領家昭一部会長は「今年は大きな霜害もなく、味・香りともに高品質。多くの人に飲んでもらいたい」と話されました。
2023-04-21 | JA北さつまからのお知らせ
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