さつま町紫尾温泉で秋の風物詩「あおし柿」作り
さつま町の紫尾温泉で、秋の風物詩「あおし柿」作りが行われています。渋柿を温泉に一晩漬けて渋みを抜く独特な作業。ほんのり硫黄のにおいがして、さっぱりとした甘さで温泉客らに好評です。
柿専用露天風呂の温度は37度前後とややぬるめ。今年は裏年で量が少なく、1日当たり100㌔ほどが持ち込まれ、湯船を埋め尽くしています。
姶良市蒲生町の80代男性は「甘柿と変わらぬおいしさで、5年ほど前から利用している。近所やグラウンドゴルフ仲間に配ると、みんな喜んでくれる」と笑顔を見せました。
あおし柿作りは11月末まで。隣の物産館で販売していますが、開店から2時間ほどで売り切れる状態が続いています。
管理人の西田隆三さんは「この時期にここでしか味わえない逸品。くせになる甘さを楽しんで」と話しました。
2022-10-21 | JA北さつまからのお知らせ
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