次世代の組合員リーダー育成へ JA北さつま協同組合大学開講
JA北さつまは、協同組合運動や協同組合理念などの学習を通じて、JAへの理解促進と次世代の組合員リーダーの育成を目指そうと、協同組合大学を開講しました。初の取り組み。JA本所で9月22日、開講式を開きました。
受講対象者は組合員で、青年農業者7人から申し込みがありました。そのうち5人はJA青壮年部に加入し、ポリシーブックを基軸に地域農業振興や組織活性化に取り組んでいます。
講義は来年1月までの全5回。大学教授による農業経営講義などの座学や先進地視察研修を行います。また、今後のJA運営への積極的な参画を促すため、JA役職員との意見交換も計画しています。
1回目は協同組合理念学習で、JA鹿児島県中央会教育課の東園健一課長が講師を務めました。受講生は協同組合の生い立ちや理念、組織としての価値、組合員の意義などを学びました。
水稲とメロン、和牛繁殖経営に取り組む伊佐市菱刈の大塚公一さん(43)は「協同の理念をしっかりと学び、JAの次代を担う自覚を持って、事業運営にも積極的に参画したい」と意欲を示しました。
開講式で下口和幸常務は「協同組合大学での研修を通じて、これからの組合員の中心的存在になってもらいたい。さらに受講者同士の絆を深め、地域農業の困難に共に立ち向かってほしい」とあいさつしました。
協同組合大学は来年度以降も継続します。JAでは、年ごとに「准組合員」や「女性組合員」などのテーマを設け開講する計画です。
2022-09-22 | JA北さつまからのお知らせ
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