さつま町紫尾温泉で名物の「あおし柿」作り
さつま町の紫尾温泉で名物「あおし柿」作りが行われています。渋柿を一晩温泉につけて渋みを抜く独特な作り方。ほんのり硫黄の香りが漂い、さっぱりとした甘さで温泉客らに好評です。
柿専用露天風呂の温度は37度前後とややぬるめ。今年は柿が豊作で持ち込まれる量も多く、1日に300~400㌔が湯船を埋め尽くしています。
秋の風物詩として知られ、県外から見物に来る観光客も増えています。東京都江東区の30代女性は「柿の入浴をぜひ見たかった。一晩つけるだけで甘くなるなんて不思議。温泉の力はすごい」と感動していました。
管理人の西田隆三さん(48)は「あおし柿はこの時期にここでしか味わえない。くせになる甘さを楽しんでほしい」と話しました。
2021-11-04 | JA北さつまからのお知らせ
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