日本一早い出荷 超早掘り「さつまたけのこ」
JA北さつまたけのこ部会は10月14日、さつま町のJA本所で、超早掘り「さつまたけのこ」の出発式を開きました。日本一早い出荷で、初日は生産者10人が収穫した8㌔を、東京の豊洲市場に送り出しました。タケノコの色・形・艶とも良好で、生産者は高値取引に期待を膨らませました。
JA管内の竹林面積は約2000㌶で県内一。生産者145人が高品質生産に努めています。今年は表年で、適度な降雨に恵まれ竹林は良好な状態となっています。出荷量31㌧、販売額3000万円を見込んでいます。
出発式には生産者やJA、行政関係者ら約20人が参加しました。木下守部会長は「生産者は竹林整備を行い、わずかな膨らみを探して一本ずつ傷を付けないように丁寧に収穫する。今後も品質向上と竹林管理を徹底し、鮮度の高いタケノコの生産拡大に努めたい」とあいさつしました。
「さつまたけのこ」は毛並みが良くて柔らかいのが特徴。えぐみが少なく風味が良いことから料亭での引き合いが強くなっています。青果用の収穫は来年3月ごろまで続きます。
2021-10-14 | JA北さつまからのお知らせ
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