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北さつま農業協同組合オフィシャルサイト

北さつま農業協同組合(JA北さつま)

記録的大雨で牛舎に土砂流れこむ さつま町神子

記録的大雨で牛舎に土砂流れこむ さつま町神子

梅雨前線の影響で記録的な大雨に見舞われたさつま町では、水田の冠水など農業被害が相次ぎました。同町神子の畜産農家、野元浩幸さん(59)の牛舎には大量の土砂が流入し、懸命な除去作業が行われました。

野元さんによると、7月10日未明から降り続いた大雨で、牛舎横を流れる川が氾濫し土砂が流れ込んだそうです。「気付いたときはどうしようもない状況だった」と振り返りました。

その日のうちに家族総出で土砂の一部を除去し、夕方には牛に餌を与えることができたということです。「災害時、牛は動揺した様子で牛舎内をうろうろと歩き回っていた。だいぶ落ち着いてきたが、今後どのような影響が出るか心配している」と語りました。

現在、生産牛41頭と子牛25頭を飼養しています。今後も土砂の除去作業を続け、衛生面を考慮して牛舎の床を交換し、新しい敷料を入れることにしています。「牛がストレスを感じず快適に過ごせるよう復興を急ぎたい」と語りました。

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