さつま町は、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場に、ＪＡ北さつま本所を使用します。6月1日にはＪＡでリハーサルが行われ、医師や看護師、役場職員ら約70人が参加。予診票の確認から問診、接種、経過観察までの流れを確認しました。

ＪＡは町の中心部にあり利便性が高く、薩摩郡医師会病院に近く、駐車場も確保できます。5月下旬に町から打診があり、ＪＡでは地域貢献活動の一環として承諾しました。会場となる大ホールは360人収容で、空調設備も整っています。

同町では、ワクチン接種を円滑に進めるため、医療機関での個別接種に加え、13日から7月18日までの土、日曜にＪＡなど3会場で集団接種を実施します。ＪＡでは1日に420人の接種を計画しています。

リハーサルを視察した上野俊市町長は「ＪＡの協力で接種会場を確保することができ感謝している。課題を確認し、本番ではスムーズに対処できるようにしたい」と語りました。