伊佐市大口白木の富ケ丘地区で、１万株のスズランが咲き誇っています。県内での群生地は珍しく、見物に訪れた人々はゆっくりと観賞を楽しんでいます。

同地区の住民が長野県から苗を取り寄せて植えたのが始まり。現在では地元住民によるすずらん同好会が管理しています。

「すずらんの里」と名付けられた園内では、遊歩道に沿って釣鐘型をした純白の可憐な花が無数に咲いています。

さつま町の20代女性は「小さい花がいっぱい咲いていてかわいらしい。鹿児島でこんな光景が見られるとは思っていなかったので感動した」と話しました。