かごしまブランドに「伊佐米」認定 米では県内初
JA北さつま伊佐水稲部会県認証伊佐米推進部会が、かごしまブランド団体に認定されました。米の認定は県内初。壹岐清次部会長は「長年にわたり安心・安全な米作りに取り組んでいる。今後もブランド認定に恥じぬよう精進したい」と話しました。
伊佐地区は県内一の米どころ。部会では49戸が8845㌃で特別栽培米(ヒノヒカリ)を栽培し、約400㌧を出荷。販売額は9950万円に上ります。
部会では昨年度、かごしまの農林水産物認証制度(K-GAP)を取得し、環境に優しい減農薬・減化学肥料による栽培に取り組んでいます。また、種もみの温湯消毒や適正な施肥、水管理、適期移植を行い、部会員へ病害虫発生状況を周知するなど、高品質で安定的な生産の維持に努めています。
認定証授与式は1月25日、JA伊佐総合支所であり、生産者やJA、行政関係者ら20人が出席しました。県姶良・伊佐地域振興局農林水産部の濵田学部長は「ブランド認定を契機に付加価値を高め、所得向上につなげてもらいたい」とあいさつ。下口和幸JA常務は「米のおいしさは誰もが認めている。稲作の先進地域としてさらに進化することを期待している」と祝辞を述べました。
2021-01-26 | JA北さつまからのお知らせ
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