さつま町紫尾温泉で名物「あおし柿」作り
さつま町紫尾温泉で名物の「あおし柿」作りが行われています。渋柿を温泉に一晩つけて渋みを抜く独特の作業で、かすかな硫黄のにおいとさっぱりとした甘さが温泉客らに好評です。
今年は柿が裏年で、天候不良や台風の影響も重なり、持ち込まれる量は例年の10分1ほどとなっています。数が少ないため、購入できた人たちは「とてもラッキー」と喜んでいました。
柿専用露天風呂の温度は37度前後。管理人の西田隆三さん(47)は、夜中に2度ほど温度を確かめて出来具合を確認するなど、手間暇を惜しまず作業しています。「温度が高くなると柔らかくなりすぎるので注意している。独特の風味と食感を楽しんでほしい」と語りました。
柿の入湯料は10㌔まで400円。物産館では100㌘50円で販売しています。
2020-11-10 | JA北さつまからのお知らせ
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