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北さつま農業協同組合オフィシャルサイト

北さつま農業協同組合(JA北さつま)

新嘗祭に献上する米とアワを収穫 伊佐市で抜穂祭

新嘗祭に献上する米とアワを収穫 伊佐市で抜穂祭

JA北さつまは、宮中行事・新嘗祭に献上する米とアワの抜穂祭を10月8日、伊佐市で開きました。栽培は県内持ち回りで行われており、同市では13年ぶりです。生産者やJA、行政関係者ら約30人が出席し、収穫を祝いました。

米の献穀者は同市菱刈前目の山口久行さん(62)で、15㌃でヒノヒカリを栽培しました。今年は病害虫の発生もなく豊作です。山口さんは「無事収穫を迎えることができ安どしている。特別変わった作り方はしていないが、献上するということで注目され、身の引き締まる思いだった」と語りました。

アワを栽培したのは同市大口篠原の上之原毅さん(68)。4㌃で県内の献穀アワ農家に代々引き継がれている「サルノテアワ」を育てました。上之原さんは「アワの栽培は60年ぶり。自然災害や鳥害などいろいろ考え、立派に育ってくれるか心配だったが良いアワができた」と笑顔を見せました。

JA北さつまの春田和則組合長は栽培者に感謝し、「伊佐の地でできた米とアワを献上できることをうれしく思う」と述べました。

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