安全対策の徹底を さつま町で農作業事故防止研修会
さつま町と北薩地域振興局は9月29日、さつま町求名の薩摩農村環境改善センターで農作業事故防止研修会を開きました。農業者の高齢化が進む中、農作業事故は後を絶たない状況にあることから、農業者への事故防止対策の意識啓発を図るのが目的です。認定農業者や集落営農団体関係者ら35人が参加しました。
屋外研修では、鹿児島県総合開発センター農業機械専門指導員の森浩一朗さんが、トラクターと動力刈払機の点検方法や正しい使い方について指導し、安全対策の徹底を呼び掛けました。
また、トラクターの公道走行時の注意点や収入保険制度についての説明もあり、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
園芸農家の楠元伸一さんは「固い土のところで管理機が急に走り出すなど、ヒヤリとした経験は何度もある。これからも心に余裕を持って、何が起こるかを想像しながら安全な農作業に努めたい」と語りました。
2020-09-30 | JA北さつまからのお知らせ
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