ＪＡ北さつまが運行する移動金融店舗車の利用客が１万人を突破しました。

ＪＡでは支所・出張所の統廃合に伴い、対象地域でこれまでと変わらぬ金融サービスを提供することを目的に、2016年11月から運行を始めました。普通貯金の入出金、定期貯金・積金の受け入れ、通帳の記帳・繰越、公共料金の納付などの業務を行っています。

開始時はさつま地区と伊佐地区で、毎週月曜～金曜日に21カ所を巡回していましたが、現在では川内地区を加えた全地区で30カ所巡回しています。

利用客は17年が2350人、18年は2460人、19年は2870人と年々増加しています。

旧高江支所で利用している梅木秋子さん（89）は「毎週来てもらえるのでありがたい。貯金の払い出しなどでいつも利用している。これからもよろしくお願いします」と話しました。

ＪＡでは今後も交通手段を持たない利用者のため、移動金融店舗車の運行を続け、地域に密着した金融機関、ＪＡとしての使命を果たして参ります。