豪雨災害乗り越え開園 伊佐市の下小薗ぶどう園
7月の豪雨で河川が氾濫し、浸水被害に遭った伊佐市大口山野の下小薗ぶどう園が、8月8日開園しました。同園の下小薗一郎さん(42)は「地元の高校生らの協力で復旧作業を行い、無事オープンすることができた。ほっとしている」と語りました。
田園に囲まれたハウス80㌃で藤稔や巨峰、ピオーネなど11品種のブドウを栽培しています。房が大きいのが特徴で、贈答品としても人気があります。電話注文も相次ぎ、発送準備に追われています。
開園期間は9月中旬までで、ブドウ狩りも体験できます。シャインマスカットとクイーンニーナはキロ1800円、その他9品種はキロ1200円で販売しています。
下小薗さんは「泥水が腰辺りまで流れ込み、生育に影響がないか心配していたが出来は上々。糖度も上がっておいしく仕上がっている。多くの人に味わってもらいたい」と話しました。
2020-08-11 | JA北さつまからのお知らせ
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