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北さつま農業協同組合オフィシャルサイト

北さつま農業協同組合(JA北さつま)

薩摩川内市農作業サポート人材バンクがスタート

薩摩川内市農作業サポート人材バンクがスタート

薩摩川内市は4月1日、農家の労働力確保に向けた取り組みを支援するため、農業者(求人者)と市民(求職者)との雇用・あっ旋を行う「薩摩川内市農作業サポート人材バンク」をスタートさせました。鹿児島県内の自治体では初の取り組み。関係者は、制度が市民に広く浸透し活用されることを期待しました。

同市では近年、労働力不足により、適期管理不足や収穫・出荷調整作業の遅延など、生産性の向上が進まず、農家経営に大きな影響を与えています。そこで農作業サポート人材バンクを設置し、ゆとりある農業経営の実現を目指すことにしました。

求人者は市内に居住する専業農家で、労働内容や労働時間、期間、休日、賃金などを登録します。求職者は一般市民と農業者、社会福祉事業所などで、農業経験の有無や労働可能地域、期間及び時間などを登録します。人材バンクで管理する登録者名簿を閲覧し、マッチングを希望する対象者がいた場合、面接を行い雇用契約を結びます。

同市農政課で行われた看板掲額式には、市と市議会、北薩地域振興局、JA北さつま、認定農業者会の関係者が出席しました。

岩切秀雄市長は「今後あらゆるネットワークを駆使して農作業に関わる雇用の仲介・あっ旋を進める。労働力不足の解消につなげることで、農業の永続的な発展と新たな雇用促進の場としたい」とあいさつしました。

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