安全対策の徹底を 薩摩川内市農作業事故防止研修会
県内で農作業事故が後を絶たないことから、薩摩川内市と北薩地域振興局は9月20日、同市の川内畜産センターで農作業事故防止研修会を開きました。参加者は秋の農繁期を前に安全対策に努めようと、農機具の整備の仕方やいざというときの救命方法などを学びました。
認定農業者や新規就農者、集落営農組織関係者ら約60人が参加しました。同市では昨年、トラクター横転による死亡事故が1件発生しています。市などは農業者に対し、事故防止に対する意識啓発を図っています。
研修会では熱中症対策やマムシにかまれたときの対処法などの説明がありました。また、トラクターと管理機、刈払い機の正しい使い方や整備・点検の指導もありました。
農機具メーカー担当者は「トラクターに乗るときはシートベルトを着用し、転倒事故を防ぐため走行時は必ず左右のブレーキペダルを連結すること」と安全対策の徹底呼び掛けました。
2019-10-01 | JA北さつまからのお知らせ
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