2年間の業務実績と成果を発表 担い手・法人サポートセンター北薩事務所
担い手・法人サポートセンター北薩事務所の業務報告会が3月15日、JA北さつま本所でありました。北さつま、鹿児島いずみ、あいらの3JAから出向している4人が、2年間の業務実績と成果を発表し、今後の課題や対策について意見を述べました。
北薩事務所は、2017年4月に現場事務所第1号としてJA北さつまに設置されました。より現場に密着した支援体制で、JAと県連が一体となった担い手・法人対策(共同対策)を展開。行政や関係機関との連携も強化し、農業者の所得増大や農業生産の拡大に取り組んでいます。
北さつま担当の河脇大作さんと原囿剛さんは、専任指導体制の整備による「声を聴く運動」の実践や若手農家のサポート、土壌分析に基づく施肥改善の提案などを報告。「農家からは指導体制の整備が求められている。指導員の確保、育成が重要だ」と述べました。
業務報告会には、3JAやJA鹿児島県中央会の役職員30人が出席。新福幸廣中央会専務理事は「声を聴く運動の強化と、プラットホーム機能の発揮を目指して現場事務所を開設したが、営農企画を理解し自らPDCAサイクルを回せる人材の育成につながった。今後ビジネスモデルとして県域の事業改革につなげていきたい」とあいさつ。吉野康一所長は「地域が抱える課題を解決するため、現場に寄り添った活動を継続したい」と話しました。
2019-03-22 | JA北さつまからのお知らせ
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