「第２回さつませんだい農産物の味」料理コンクールが２月16日、薩摩川内市保健センターでありました。今回の食材はイチゴ。32点の応募があり、書類審査を通過した12点で最終審査が行われ、最優秀賞に鹿児島純心女子大１年、花田彩乃さんの「いちごサラダ」が選ばれました。

ＪＡ北さつま、農産物生産部会、行政で構成する薩摩川内市農産物販売促進協議会が、同市農産物のＰＲと消費拡大を目的に昨年から開催しています。

最終審査はプレゼンテーション方式で行われ、出品者は調理の手軽さ、味や盛り付けなどのポイントをＰＲしました。６人の審査員が試食し、イチゴの活用状況や外観、普及性、独創性を審査しました。

最優秀賞の「いちごサラダ」は、野菜とイチゴを盛り付けてカリカリに焼いたベーコンを振り、仕上げにイチゴをベースにしたドレッシングをかけた一品。簡単に作れて、どの年代にも受け入れられる味が高く評価されました。

管理栄養士を目指す花田さんは、栄養面を考えてレシピを開発しました。「ドレッシングにイチゴを使うことで淡いピンク色になり、野菜との色合いと香りが良く、さっぱりとした味が特徴。初めての料理コンクールで賞が取れてうれしい」と笑顔で喜びを語りました。

その他の入賞者と作品名は次の通り。

◇優秀賞　坂口円香さん「いちご炭酸ゼリー」、中村ひかるさん「ぜいたく大福」