さつまたけのこ初出荷 生産量の増加、高値取引に期待
JA北さつま(薩摩東部地区)筍生産振興会と川内たけのこ部会は11月6日、さつま町のJA本所で「さつまたけのこ」出発式を開きました。初日は生産者27人が収穫した130㌔が、東京築地市場へ向けて出荷されました。
早掘りタケノコは長さ10~15㌢で、重さは100㌘ほど。毛並が良くて柔らかく、えぐみが少なく風味が良いのが特徴です。キロ当たり5000円で取引される見込みです。
JA管内は温暖な気候に恵まれ、県内でも有数のタケノコ産地。竹林面積は約2000㌶で、生産者は約400人。竹林管理を徹底し、品質の良いタケノコの生産に努めています。
今年は表年に当たり生産量の増加が期待されます。収量約45㌧、販売額3150万円を目指しています。
薩摩東部地区筍生産振興会の木下守会長は「秋口の雨量に恵まれ、台風の影響もなかったことから近年にない最高の出来となっている。生産拡大に取り組み、全国に『さつまたけのこ』をPRしたい」と語りました。
2017-11-06 | JA北さつまからのお知らせ
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