農作業中の事故を防ごう! 伊佐市で現地研修会
伊佐地域農作業事故防止現地研修会が7月18日、伊佐市菱刈環境改善センターでありました。大型化する農業機械の正しい操作方法や整備の仕方を学ぼうと、20~70歳代の農業従事者やJA、行政担当者ら約30人が参加しました。
昨年県内では農作業中の死亡事故が12件発生し、そのうちの2件が伊佐市で発生。事故が後を絶たないことから、注意を呼び掛け安全対策の意識啓発を図ろうと、姶良・伊佐地域振興局が開きました。
県立農業大学校農業研修課の森浩一朗教授は、乗用型トラクターの事故事例を挙げ、原因や発生場所、状況などを説明。「安全キャブ・フレーム付きのトラクターでは必ずシートベルトを着用すること。雑草で見通しが悪い場所は環境整備が重要。慣れによる油断、漫然作業は大変危険」と訴えました。
水稲農家の男性(77)は「普段から農機の点検を行い、無理な作業はしないように心掛けている。これからも安全に気を付けて農作業に取り組みたい」と話しました。
また、農業者のための労災保険制度についての説明もあり、参加者に加入を呼び掛けていました。
2017-07-20 | JA北さつまからのお知らせ
JA北さつまのご案内